Googleが日本語入力メソッドを公開

Googleが本日日本語入力メソッドの「Google日本語入力」のベータ版を公開しました。

Google日本語入力.tiff

Windows32ビット版とMac版が公開されました。Linux版がないのが残念です。

てなわけで,Windows XPとMacにインストールしてみました。

まずWindows。デフォルトのMS-IMEしか入っていない状況だと,変換候補をサジェストしてくれるのは便利です。ATOKとかが入っていたら状況が違うんでしょうが,そんな高級なものはありません。フリーでこれだけ出てくるならかなりいいデキだと思います。Windowsユーザーで,日本語入力環境にこだわったことのないひとは試してみることをおすすめします。インストールも簡単。GoogleのHPからインストール用ファイルをダウンロードしたら,自動で入っていきます。

次にMac。環境はLeopardのままのMacBookです。OS X 10.5.8です。インストールはdmgファイルをダウンロードしてきて,それを展開。あとはクリックしていくだけでインストールされます。言語環境を開いて,入力メソッドを選べば使えます。

僕は普段ことえりを使ってます。ことえりでも変換候補を教えてくれるので,今まで入力してきた言葉が多い分,Google日本語入力よりは賢いです。でも,半角英数字を入力するときに,英数入力に切り替えないといけない弱点があります。これがGoogle日本語入力だと,かな入力のままで半角英数字が入力できました。ここはことえりより優っている部分だと思います。Google日本語入力を使っていて面白いのは,変な言葉に強いこと。「にちゃ」まで入力して,ちゃんと「2ちゃんねる」が候補に出てきます。個人的に2ちゃんねると書くことはまずないですが,おもしろいです。個人的にうれしいのは「じれい」まで打って「自励振動」が候補になることです。研究の関係で「2ちゃんねる」と入力する100倍近くの頻度で入力してます。

Google日本語入力にしても,使いたくなかったらすぐに言語環境でことえりへ変えられるので,とりあえず使ってみるのがいいかもしれません。

Spotlightをもっと使っていこう。

Macの検索機能Spotlight。目的のキーワードにひっかかるファイルを一覧表示するすばらしい機能。この機能があってよかった。

今日,M2の後輩がM1の後輩に資料を見せようと,以前使っていた資料を探してみたら,肝心の資料が見つからないということがありました。1年前の資料でもちゃんと整理しておかないと,見つかりません。それで資料は電子化して,検索で見つかるようにしたほうがいいという話をしたんですが,肝心の検索方法が分からないといわれました。

WindowsならGoogleデスクトップを使えば良いと思うんですが,普段使ってないので,何が最良の方法か分かりません。他にも選択肢はあると思います。でも,MacにはOSの機能として,Spotlightがあります。後から別のツールをいれなくても,Macを買ったらすぐに自分のコンピュータの中からデータを探し出せます。ちゃんと書類の中身までみてくれます。

Spotlightすげーなと思っていたら,後輩にMacはいいよっていいたくなってきました。資料の整理は仕組み化されてないと,いざやるととても面倒です。しかも欲しい資料が見つからないということも僕はよくおきます。紙資料を捨てるのはなんか不安というひとでも,一度スキャンして電子ファイルにして,検索できるようにするのは良いと思います。自分はキーボードだけ叩けば資料を探せるようにするというのが良いと思います。資料の山と戦うのはかなり大変ですから。

Mac専用キーボードをMacーWindowsのCPU切替器につなげたらハマった

Mac専用キーボードを買ったんですが,CPU切替器越しに使うときに問題が発生しました。

MacBook本体のキーボードを使って文章を書く時間が最近長くなってきました。そこで感じ始めたのが,「切替器で使っているWindowsキーボードの配列が気に入らない」ことです。英数キー,かなキーで入力切替ができて,Optionキーの右にCommandキーがあったほうがいいです。てなわけでMac専用キーボードを買うことにしました。Apple純正のキーボードは打ち心地が悪そうなので,やめました。

それで買ったのがバッファロのキーボード。

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3 値段相応
4 作りがよくキータッチも優秀
1 絶対買ってはいけないキーボード
4 使いやすいです。
4 慣れかなぁー

安いので買ってみました。ただ,僕は使いうえで致命的な欠点がありました。それは数字の部分の配列が普通のキーボードと1個ずつずれていることでした。2をうったと思ったら,1個となりの3が入力されるといった感じです。理系で数字の入力を結構する人間には致命的です。普通のWindows用のJISキーボードだとDeleteキーが大きくなっていて,MacBookのキーボードは1のキーが大きくなっていて,数字キーの配列は同じになっています。このバッファロのキーボードは普通のJISキーボードともMacのキーボードとも数字の配列が違います。しばらく使い続けたら慣れるとは思うんですが,MacBookの配列と違うので,頭がこんがらがってきます。てなわけで,別のMacキーボードを買うことにしました。

次に買ったのがこれ。サンワサプライのキーボードです。

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英数キーが1の横にあるのが気になりますが,数字キー配列問題のほうが深刻なので,これにしました。英数キーを打つ回数よりは数字キーを打つほうが多いに決まっているので,いいです。黒くてカッコいいというのもありました。

これはいいなとおもって,早速CPU切替器に付けてみたら,認識しない!!キーボード本体をCPU切替器が認識しないです。バッファロのキーボードは認識したのにー。MacでもWindowsでも直接つなげれば認識して使えるんですが,切替器越しだと全く反応なし。Ctrlキー2回押しで切り替えるタイプなんですが,切替すらできません。ちなみにキーボードを切替器のマウス用のボートにつなげたら認識しました。ただし,マウスからの情報として認識しているので,Ctrlを連打しても切り替わりません。

調べてみるとUSBハブ機能をもったキーボードは切替器で認識されないことがあるようです。このサンワサプライのキーボードにもUSBのハブがついてます。これが原因くさいので,切替器を買うか,また別のキーボードにするかっていう話ですが,もうこれ以上新しい物を買うのは嫌です!

それで現状の落ち着いた方法を書いときます。

サンワサプライのキーボードはCPU切替器越しでは全く認識しませんでしたが,USBハブに接続したらちゃんと使えました。なので,サンワのキーボードはハブ越しに接続。CPU切替器からくるケーブルも接続したままです。こうしないとWindowsとの切替ができず,マウスが使えません。CPU切替器には前まで使っていたキーボードがそのままついてます。このキーボードはモニタの裏に立ててあります。Windowsが使いたくなったら,モニタ裏からキーボードを出してきて使うことになります。

かなりの上がごちゃごちゃしてますが,これ以上の出費を抑えるとこれしかなさそうです。Mac専用キーボードをつかって,MacとWindowsでCPU切替器を使っているという方がいらっしゃたら,キーボード,切替器の種類などの情報を頂けるとうれしいです。

Dropboxで今つかっているファイル達をどこからでも見れるようにする

以前,ファイルの管理方法をどうするかという記事を書きました。それの延長みたいな話です。
過去記事:「ファイルの整理はどうするのが最適なの?」

最近,名古屋から仙台に100MB以上の容量のあるファイルを送ることになりました。このときにオンラインストレージサービスのDropboxのことを考えたんですが,相手にも登録してもらうのは面倒だったので,データを入れたSDカードを郵送しました。

このおかげで久しぶりにDropboxのことを思い出したので,改めてどんなことができるのか調べてみました。
Dropboxへのリンク

分かりやすい解説がありましたので,ご紹介。
「Dropbox徹底解剖 – 一度使ったら手放せなくなる! オンラインストレージサービスの本命」

特徴としては
ーオンライン上にファイルをおくので,ネットワークに接続していれば,どんな端末からでもファイルにアクセス可能
ーWindows, Mac, Linux, iPhoneと各プラットフォーム毎にクライアントアプリが提供されている。クライアントアプリを使うと,特にオンライン上のファイルを使うという意識もなく,ローカルファイルのようにして使えます
ークライアントアプリがインストールされてなくても,Webブラウザーからアクセス可能
ー2GBまでは無料で使え,容量を増やしたければ月10$で50GB,月20$で100GBまで使えます
ーPublicフォルダで誰でも共有,Shareフォルダで特定のユーザーと共有することができます
などがあります。

アプリをインストールするとDropboxフォルダができます。緑の印がついているのは同期が完了したファイルです。
dropbox.tiff

どの端末からもローカルフォルダのように使えるので,自分が今使っているファイルを全部Dropboxにいれることにしました。

これで今使っているファイルだけを集中してみることができます。

しかも「あ,ファイルがない!!」なんてこともないです。USBメモリにファイルをコピーして家に持って帰るということもしてましたが,コピー漏れがあったり,コピー自体忘れたりすることがありました。オンラインストレージなのでコピー忘れなんてこともないです。

Dropboxに使用中のファイルをまとめてつっこむ。

これだけでMacからでもWindowsからでもiPhoneからでも同じようにしてファイルを見ることができます。2GBまでは無料なので,使ってみることをおすすめします。

ノートパソコンのスタンドを段ボールで作った

MacBookに液晶モニタを接続して,デュアルモニタにして使っています。これで困るのがモニタの高さが全然違うので,MacBook側のモニタが見づらいことです。

てなわけで高さを合わせるためにノートパソコン用のスタンドを買おうと思いました。

Amazonで探して,よさそうなのがありました。

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3 微妙な質感?でもあると便利
5 使う目的があれば!
5 使用によって肩こりが(少しは)楽になりました。
3 ノートPCのサイズによりけり……
5 肩こりが無くなりました。

というかこれ以外のスタンドが見つかりませんでした。他のスタンドがないかを調べるためにグーグル先生に相談したら,段ボールでスタンドを作る方法が出てきました。段ボールは研究室になぜかたくさんあるので,作ってみることにしました。

作り方は上のリンクを見てもらうと分かるんですが,
1.型紙のPDFをダウンロード&印刷
2.型紙を使って,段ボールにパーツの形を下書き
3.下書きを元に段ボールを切る
4.切った段ボールを組み立てる
の4段階。

はじめて作っても1時間もあったら完成します。作ってみたスタンドの写真がこれ。
IMG_0682.JPG

モニタと比較。
IMG_0679.JPG

ちょっとスタンドとしては高過ぎです。カップラーメンの入ってた段ボールを使ったので,段ボールが薄くて横揺れに弱いです。かなり不安。というわけで,次の日に2個目のスタンドを製作しました。今度は厚手の段ボールを使いました。

厚手の段ボールで作りました。ついでにスタンド本体の高さも低くしました。
IMG_0686.JPG

モニタよりちょい低めです。
IMG_0684.JPG

2個も作ったのでわかるんですが,厳密に型紙通りに作らなくても,サイドパーツ2枚とそれをつなぐ部分があれば,スタンドは作れます。自分の好きなように形を決めて作ることができます。

ポイントは2つ。

自分の好みのスタンドの高さにする

厚手の段ボールで作る
です。

みなさんも小1時間でできるので,やってみてください。