超不景気です。
ここから書くことはわたし個人の偏った意見です。気に入らなければ、無視してください。
日曜の夜に「派遣切り」のドキュメントを見て、月曜の朝に「内定取り消し」の記事を読んだら、とことん沈鬱な気分になり、不安感に押しつぶされそうになりました。個人的なことですが、わたしは来年就職する予定で、今から就活です。こんな時代にドクター卒で就職があるのかと、不安と鬱の無限スパイラルに入ってます。
いろいろテレビとか新聞の記事を見ていると、これからは一度貧乏になった人間がそこから這い上がるのは難しい時代になるような気がします。元々家にお金があって、十分な教育をうけた人間がお金をもうけて、貧乏な人間は、いい教育も受けられず、自分の能力を向上させることもできないまま、不安定な仕事をやり続ける。そこそこお金をもっていて、そこそこ稼いで、そこそこのお金を残すということが難しくなっていくのではないでしょうか?
本題に入って、ガジェットのことを考えます。
全部が全部とはいいませんが、多くのガジェットはそれなりにお金がかかります。というかこの部ログに登場するガジェットは大体が何万円かそれ以上の価格のものが多いです。iPhoneにしろMacBookにしろ、EeePCにしろ、125GBのSSDにしろ、それなりのお値段がはります。
MacBookは研究に使うのがメインなので、ガジェットというよりは仕事道具なんですが、iPhoneとかは完全におもちゃです。なくても生活自体はできます。ガジェットというはあったら便利とか面白いとか、そんなレベルのものだと思います。こんな世間が不景気で消費が低迷していくときに、がんばってガジェットのことを考えて意味があるのか、と思えるようになってきました。
生活必需品ではないガジェットは、財布に余裕がない限り買うことはないと思います。そんなガジェットのことを紹介するのって、一体誰のためになっているんでしょうか?そんなお金があったらもっとほかのことに使えるような気がします。
いくら不景気だといっても、お金をもっている人なんていくらでもいます。ガジェットに興味のある人もたくさんいらっしゃるとは思います。興味のある人に読んでもらうのは非常にうれしいんですが、なんとなく違和感というかむなしい感じもあります。
何年か経って、景気が回復してきたらこんなことは考えなくなるんだと思いますが、なんかすっきりしません。
自分の将来への不安と、閉塞感からこんな記事を書いてしまいました。このブログの存在価値の根本を否定するようなことも書きました。でもその一方でお金がないならないで、まだできそうなこともありそうな気がします。これからはお金がなくても遊べるガジェットがないか、調べたいと思います。という、無理やり感、満点の前向きなまとめで終わりたいと思います。
ぱっと浮かんだ言葉
「金がないなら、知恵を出せ」
PS
1000Hで記事を書いたんですが、途中何回か失敗したところがあります。キーボードが小さいので長い文章を書くのにはあまり向いてないですね。