iPhoneの新パケット定額について

昨日発表のあったとおり,iPhoneのパケット料金体系が修正されます。

これについて,意味がないとかすぐにパケット代が上限にいくから結局関係ないとかの意見が多そうなので,わたしはあまりそうは思いません。

一番なにに効果的か?

「家に無線LAN環境があれば,無線LANで接続するようになるから3G回線の負担が軽減される」

これが最たる効果だと思います。今のところはいちいち切り替えるのが面倒なのでずっと3Gのままですが,少しでも無線LANに切り替えようと思わせる効果は十分です。結果的に料金が上限までいくのは分かっていても,安くしたいというのが多くの人の心理ではないでしょうか?それに家の無線LANのほうが接続が速くて快適なのも事実です。

3G回線の負担が減れば,ソフトバンク側の負担が減って,いざというときにつながらないリスクも軽減できると思います。

1700円で収まるパケット数が大体20000パケットですが,データ量でいうとおよそ2.5MB。少ないことは少ないです。こんなのすぐに越えるのは分かっています。ですが,それはiPhoneをネットワークへの入り口として使うからそうなるわけで,普通のケータイとして使うならどうでしょうか?

「ケータイなんて電話ができて,テキストにちょっとした絵文字がはいったメールができればいい。ネットはほとんどしない」という人だったら,パケット代が1700円内におさまる気がします。iPhoneをそんなことにしか使わないでおもしろいのかって疑問はありますが,それでいいって人は確かにいます。研究室の後輩にそういうひとが一人います。もっているだけでカッコいい。そう思わせるだけの実力をiPhoneはもっています。

普通のケータイでいいと思う人にもiPhoneに興味をもってもらえる料金プランになったのではないでしょうか?ネットのヘビーユーザーには今回の料金改定は全然意味がないです。だからブログには「意味がない」って記事が多いんだと思います。世の中にはネットのライトユーザーもいっぱいいるはずです。

 iTunes Store(Japan)

←ランキング参加中。クリックおねがいします。

こちらもどうぞ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。