学会で福島は郡山まで行ってきました。
郡山駅の前。真ん中の方でプラカードをもっているのは,学会会場までの道案内をされている学生さんです。道案内をしているひとの数が多くてビビりました。音響学会すげー。流体力学会ではみたことないです。
帰りのときにも駅前で写真とりました。見にくいですが,「郡山シティホテル」の看板が輝いてました。
それで,ちょっといい風景の話。学会が終わって,帰りのバスでの話でした。
学会帰りの人間がみんな一斉にバスに乗ったので,普段は混まないはずのバスが超満員でした。それでも,途中の停留所では普段そのバスを利用している人が乗ってきます。それで途中から乗る人を運転手さんはどうしたか?バスの運転手さんは機転を効かせて,人の入る余地の全くない入り口側の扉ではなく,出口側の扉からお客さんをのせてました。
最初に出口側からのせたお客さんは毎日そのバスに乗っているんだと思います。最初に出口側からお客さんをのせたときに,運転手さんが言ったセリフが「このお客さん途中で降りるので」でした。当然ながら満員のバスの乗客の大半は終点の郡山駅前までいきます。つまり,終点までバスの中は身動きできない状態です。この運転手さんは,その常連のお客さんの降りる場所を考慮して出口側からのせることにしていました。
僕は一人でこの一連の何気ないやり取りに感動してました。ひとりひとりのお客さんがどこで乗り降りするかを把握し,更にそのお客さんのために気遣いのできる,この運転手さんはすばらしい人だと思いました。また機会があったらこの運転手さんの運転するバスに乗りたいと思います。
名古屋からは遠いですが,福島はいいとこでした。