これまではiPhoneの
電話はどうか,
メールはどうか,
料金プランはどうか,
カメラはどうか
について考えてきた。まずはケータイに最も求められる機能やサービスなりについて考えてきたつもりだ。電話はそこそこ使えるし,メールは設定次第でいくらでも便利になる要素をもっている(設定が若干面倒なのがたまに傷だけど)。料金プランはiPhoneで何をやりたいかによるけど,適正価格といえる。カメラも及第点だ。
今まで見てきた機能なりサービスはもう確定したものであって,これから更にiPhoneの魅力を高めるものではない。あくまでiPhoneの能力の初期位置を定めるものでしかない。確かにソフトウェアのアップデートなりで設定などが変わればより使いやすくなることは十分期待できるけど,わたし達ユーザーはそれを待っていることしかできない。ブログなどで意見を言ってもそれをApple側が拾ってくれなければ結局は反映されない。
でも,Appleがユーザーからの能動的なアクションを許していないわけではない。だれでもやる気があれば,iPhone用のアプリの開発とWebサービスの提供はできる。結論からいうと,iPhoneの今後を一番左右する要素はどれだけいいアプリなりWebサービスなりが出てくるかどうかだと思う。
現時点でヒットしているアプリ(またはWebサービス)はそれなりにある。若干エンターテイメント関係のアプリが多すぎる気もするけど,便利なアプリもちゃんとある。けど,iPhoneならコレっていうアプリがまだ出てない気がする。単純な話,iPhoneユーザー100人がいて,全員のiPhoneに入っているアプリなんてあるんだろうか?100分の100は厳しすぎるとして,100分の90くらいいくアプリくらいはあって欲しい。ファミコンでいう,マリオみたいなアプリがApp storeからも出てほしい。
超大ヒットアプリを出せれば,iPhoneの魅力もずっと上がると思う。iPhoneユーザーじゃなくても知っているようなアプリ。そんなアプリを出すことが一番iPhoneユーザーを増やすのにぴったりだと思う。
とかいって,実はわたしが知らないだけかも。このアプリはすごくいいとか,みんなに使ってほしいってアプリが是非あれば教えてください。
今はまだアプリとして出てないけど,こんなアプリがあったらいいのになーという要望でも結構です。最も重要なのはアイデアなので,アイデアだけはあるけど,それをアプリに実装するスキルがないから出さないというのは非常にもったいないことだと思う。これはいけるというアイデアさえあれば,今すぐにでも開発できそうなヒトを探し出して,なんとかアプリとして完成させるべきだ。(ただ現時点でアイデアがあるなら,Googleに言って,10億もらう方が賢いかもしれないけど。)
わたし自身どんなアプリがいいのかっていうアイデアは全然持てていない。単純に欲しいアプリはあるのだが,それがみんなにウケるかと言われたらかなり微妙なところだ。非常に難しい問題だ。
別にここで頑張らなくても,毎日100個以上増えていくアプリの中から自然にヒットするアプリは出てくるのかもしれない。けど,少しでもいいアプリを増やしたいと,開発者もユーザーも思えば,ヒットアプリが生まれる土壌というのは育ちやすいと思う。
iPhoneは今までにないタイプの端末だった。だからよく分からないことも多い。だけどそれをのり越えて,使うヒトが増えれば,一番恩恵を受けるのは我々,iPhoneユーザーに他ならない。より多くのヒトに使ってもらえる土壌を育てることをユーザー側からもできたら,それはすばらしいことだと思う。
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